私の発達障害とリモートワーク

新型肺炎とは関係ないが、私は今リモートワークで楽しく働いている。私はADHD(そして強迫性障害)なのだが、自分の特性からあえてリモートワークができる職を選んだ。発達障害を持つ人のすべてに当てはまるわけではないと思うが、リモートワークを考えている人は参考になるかもしれない。また、経営者の方には、こんな人もいるんだなと思っていただけるとありがたい。

私の仕事

音声合成(文字を入れると機械が喋ってくれるソフトウェア)の研究開発。ソフトウェアの研究開発なので、リモートワークで仕事をすることは基本的に容易。ちなみに働いているのはこの会社

職探しで私が求めていた条件

たくさんあったが、特に重要なのはこの2つだった。

静かな環境で仕事ができること

私は会話や雑音などの音で集中力を削がれやすく、また疲れる。仕事をする上で、静かな環境は必須である。リモートワークなら(私の場合は)間違いなく静かな環境で仕事ができるので、リモートワークを考える理由の一つとなった。

自分の裁量でいつ働くかを決められること

私は集中力のある時とない時の差が激しく、月ごとに帳尻は合わせられても、毎日同じ時間だけ働くのは難しい。また、気が散りやすいので、ずっと机に向かっているのが難しい時もある。仕事柄、離席して散歩でもしたほうが頭がスッキリして仕事が進んだりすることもあるのだが、勤務時間中の外出は大抵就業規則で禁じられているので苦しい。お腹を壊しやすいのだが、トイレに行き過ぎて小言を言われても困る。

自分の裁量でいつ働くかを決められれば、これらの問題は全て解決する。リモートワークだから裁量があるとも限らないが、期待は持てるのでさらにリモートワークを意識した。

リモートでよかったこと

静か!

私は現在一人で暮らしているので、家は静かである。誰もうろうろしてないし、誰にも邪魔されない。電話もかかってこない。自分に都合のいいように、環境も整えられる。めっちゃ集中できる。

昼寝でゴロン

幸いにも現職は、いつ働くかを自分の裁量で決められる。昼寝もできるし、まあ昼でなくたっていつでも寝て休憩できる(椅子から布団で寝るまで5秒)。疲れたら庭を散歩して、癒やされている。トイレも行き放題だ(といってもストレスが減ったからか、あまり行かない)。成果さえ出ていれば誰も文句を言わないので助かっている。ちなみにやり取りは主にビジネスチャットを使っている。

リモートで気が付いた、オフィスのよさ

生身の人間を見たい/たまには直接話したい

私は熊本に住んでいるが、自宅でリモートワークをしていると生身の人間を見る機会が少ない。みんな車に乗っているのだ。さすがに朝の通勤時間帯にコンビニにでも行けば人はいるが、東京でオフィスに通勤していた頃と比べると、1日に見る生身の人間の数は本当に100分の1以下である。1000分の1の日もあると思う。

また、ろくに会うことのないまま誰かとずっとビジネスチャットをするのはさすがに辛い。たまには直接会って話したり、冗談を言ったり言われたり、食事に行ったりしたいものだ。(少なくとも多くの)人間は、このような過程を経てこそ、より容易にやり取りができるようになるというものらしい。

無料のお菓子と飲み物

どこにでもあるわけではないし、そもそも会社が負担していたり、お菓子なんかは相互扶助だったりするわけだが、意外と助かったりする。自宅にもウォーターサーバーが欲しくなる(一人では高コストすぎる)。

まとめ

発達障害で困っていることは実に人それぞれなので、私がよかったことが他の人にとってよいとは限らない。リモートワークが向いているとも限らない。しかし、リモートワークで状況が改善する人も少なくないと思うので、この記事を参考に行動するといいかもしれない。

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