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3月, 2020の投稿を表示しています

3大スマートスピーカー、どれがいいの?

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日本でのスマートスピーカーの普及率は1割〜2割ほどだそうだが、 私は3大スマートスピーカーを3つとも持っている 。3つとも持っている人は珍しいのではないだろうか。音声合成屋としては「喋り」が気になるわけで3つとも買ったわけだが、周りの音声合成仲間たちに聞いても、3つとも持っている人はいなかった。やはり私はどこかおかしいようだ。 左からHomePod (Apple), Google Home Mini, Echo dot (Amazon)。 LINEの方、Clova持ってない上に「3大」とか言ってすみません。 3つとも使っていると、それぞれの個性が見えてくる。その個性に応じた、私の使い方を紹介しよう。 私の使い方 HomePod 音のいいスピーカー。 Google Home Mini 一番スマートスピーカーらしく使ってる。対話、ニュース・ラジオの再生、天気予報、ルンバの操作、照明やエアコンの操作(単体ではできない。スマートリモコンと連携)など。 Echo dot Amazonからの通知を聞くだけ。 なぜこうなったか? HomePod 日本語音声合成の品質が残念すぎる (以下、日本語が前提)。知人の知人が開発しているらしいのであまり悪く言えないが、Appleはなぜか未だに音声合成の方式として、波形接続型(単位選択型)を採用している。この方式は枯れた方式なのだが、 大量に録音した音声を細切れにして繋ぎ合わせて再生する という原理上、合成される音声の当たり外れが激しい。つまり、 合成したい文の音声が 合成元の音声データベースにそのままあれば非常に自然な音声になるし、近いものが全くなければ聞くに堪えない音声になる 。ゆえに、どれだけ多くのパターンを録音しておくかが重要になってくるが、Appleは日本語音声合成についてはさほど熱心に録音をしていないようだ。そもそも、いくら録音してもパターンを網羅できるわけではないので、この方式では限界がある。 でも、HomePodにもいいところはある。スピーカーの音質が素晴らしいのだ。上の写真を見ても分かるように、HomePodは圧倒的に大きい(他の2つについてミニサイズ版を買ったこともあるが)。Apple自身も宣伝しているが、スピーカーとしての性能は非オーディオマニアとして...

私の発達障害とリモートワーク

新型肺炎とは関係ないが、私は今リモートワークで楽しく働いている。私はADHD(そして強迫性障害)なのだが、自分の特性からあえてリモートワークができる職を選んだ。発達障害を持つ人のすべてに当てはまるわけではないと思うが、リモートワークを考えている人は参考になるかもしれない。また、経営者の方には、こんな人もいるんだなと思っていただけるとありがたい。 私の仕事 音声合成(文字を入れると機械が喋ってくれるソフトウェア)の研究開発。ソフトウェアの研究開発なので、リモートワークで仕事をすることは基本的に容易。ちなみに働いているのは この会社 。 職探しで私が求めていた条件 たくさんあったが、特に重要なのはこの2つだった。 静かな環境で仕事ができること 私は会話や雑音などの音で集中力を削がれやすく、また疲れる。仕事をする上で、静かな環境は必須である。リモートワークなら(私の場合は)間違いなく静かな環境で仕事ができるので、リモートワークを考える理由の一つとなった。 自分の裁量でいつ働くかを決められること 私は集中力のある時とない時の差が激しく、月ごとに帳尻は合わせられても、毎日同じ時間だけ働くのは難しい。また、気が散りやすいので、ずっと机に向かっているのが難しい時もある。仕事柄、離席して散歩でもしたほうが頭がスッキリして仕事が進んだりすることもあるのだが、勤務時間中の外出は大抵就業規則で禁じられているので苦しい。お腹を壊しやすいのだが、トイレに行き過ぎて小言を言われても困る。 自分の裁量でいつ働くかを決められれば、これらの問題は全て解決する。リモートワークだから裁量があるとも限らないが、期待は持てるのでさらにリモートワークを意識した。 リモートでよかったこと 静か! 私は現在一人で暮らしているので、家は静かである。誰もうろうろしてないし、誰にも邪魔されない。電話もかかってこない。自分に都合のいいように、環境も整えられる。めっちゃ集中できる。 昼寝でゴロン 幸いにも現職は、いつ働くかを自分の裁量で決められる。昼寝もできるし、まあ昼でなくたっていつでも寝て休憩できる( 椅子から布団で寝るまで5秒 )。疲れたら庭を散歩して、癒やされている。トイレも行き放題だ(といってもストレスが減ったからか、あまり行かない)。成果さえ出ていれば誰...

リモートワークってお金かかるよね

リモートワークは設備投資が半端ない(半端なくできる) 私は2019年11月より、 株式会社RevComm にてリモートワークで働いている。現在4か月あまりが経過したところだ。2月からは 妻を残して東京から熊本に引っ越して 、本格的に自室にオフィスを整備して稼働させている。この設備投資が半端なくでかかった。オフィスに出勤していれば会社が負担していたものが自己負担になるのだから当然である。まあ、その代わり全部自分のものになるし、いいんだけどね。だけど、半額分ぐらい税法上の経費として認めてほしい気はする。 全部自分で買うということは、設備投資は(お金の許す限り)半端なくできる。私は 安物買いの銭失いが大嫌い なので、半端なくなってしまった。なお、金額は消費税込である。 机: 0円 東京時代のダイニングテーブルを転用(幅180cm × 奥行き85cm × 高さ72cm)。その代わり、結局まだ東京にある家からはダイニングテーブルがなくなってしまった。 実は バルバーニのHOLIS を買うことも検討していた。同じくらいの大きさだと89,320円。 椅子: 23万円 言わずとしれた最高級オフィスチェア、アーロン リマスタードを購入。どうしてもアームを牛革にしたかったので(肌触りがぜんぜん違う!)、一番高いのにした。大塚家具で購入したのだが、割引が効いてこれくらい。ちなみに座り心地は最高。全然疲れないので、寝転ぶよりも座っていたいと思うくらいである。 私は経験がないが、安い椅子だと腰を痛める確率が高くなる。金銭的な投資を回収するのはできるが、 健康の損失を取り戻すのは難しい 。椅子には投資したほうがいい。 モニター: 8.5万円+16万円=24.5万円 元々持っていた私物だが、これくらいの価格。Mac使いの私に最適な、Appleお墨付きのLG 4K & 5Kディスプレイだ。まあ正直高すぎると思うが、MacとUSB-CまたはThunderbolt 3で繋ぐだけで画面出力も充電(MacBookシリーズの場合)もできるのは便利すぎる。あと画面は非常に綺麗。 UPS(無停電電源装置): 2万円 仕事のメインマシンは私物のMac mini(許可を受けて使っている)。Mac miniはデスクトップマシンでありバッテリーを積ん...

リモート夫婦

熊本–東京 リモート夫婦 私は結婚しているのだが(子供はいない)、1月までは東京で妻と同居していた。2月から別居している。 といっても、仲が悪くなったわけではない。 私が昨年11月から働き始めた勤め先 では技術者のフルリモートワークが可能で(当初から、新型肺炎とは関係ない)、東京のゴミゴミさに強いストレスを感じていた私が熊本に引っ越すことにしたのだ。妻もそのうち熊本に引っ越すかもしれないが、色々あっていつになるのか、そもそも妻も引っ越すのかどうか、まだ不透明である。 ちなみに引越し先は、妻の祖父母宅だ(私が引っ越してくるまで、しばらく無人だった)。妻の祖父母宅に、縁もゆかりもなかった私が一人で住んでいる。珍しい状況で頭を混乱させているかもしれない。 それはともかく、皆さんが気になるのは、私達がどのような生活をしているかだろう。以下ではその詳細を記す。 妻と会う頻度 物理的に会う頻度: 月に1回〜2回(それぞれ数日連続) 私が月に1回ほど出張で東京に行くので、その際には東京の家に帰っている。また、たまに妻が熊本にやって来ることもある。同居していた時は一緒に過ごす時間がかなり長かったので、正直寂しいのは寂しい。というわけで、音声通話・ビデオ通話をしている。 音声通話・ビデオ通話をする頻度: 毎日(数時間以上) 同居していた時は一緒に過ごす時間が長かったと書いたが、何をしていたかというとほとんど会話である。他愛のない会話ももちろんしていたし、毎日のように真剣な対話や議論をしていた。これができなくなるのは私達夫婦にとって辛いことであったので、今では毎日のように音声通話やビデオ通話をしている。電話と違って無限にタダでできるからいいよね(通信量が定額の場合)。食事の様子をビデオ通話でお互いに見ているのは、YouTubeのライブ配信のようで面白い。 私は一人で家事がきちんとできない 私はあまりしっかり者ではないので、家事を毎日きちんとやるのは難しい。そこで同居していた東京の家では食洗機の導入をはじめとする徹底した省力化や自動化を行っていたのだが、引っ越し先は古い家でそのような設備がない。正直劇的に改善するためには省力化や自動化しかないのだが、私の所有している家ではないので勝手に色々することはできず、課題である。 なお、妻はしっか...